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しばらくお休みいたします

 


 基本的に2日に1度の更新をしてきたこのブログですが、諸事情によりしばらく更新をお休みさせていただきます。

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磐越西線の国鉄型気動車の「打ち上げ」 ~新緑の山河で その14~


その14 からの続き

 大巻橋梁での朝から半日かけた走りの撮影を終え、12時半には豊実駅へと戻ってきた。

 昨日からの旅の疲れが出る。

 これから最後の「トドメ」の走りの撮影がないならば、ワンカップ酒を列車を待つ間にもやってしまうところだが…。

 豊実駅は入線する上り列車を安全にホーム上から望遠ズームでまずまずの画として撮影できる。
 半年前にも紅葉を背景に「佳作」くらいの国鉄型の画を撮影し、入線したその列車に乗り帰宅をしたものである。

 今回も同じように新緑を背景に撮影をした列車に乗り込み、帰宅するつもりである。

 酔うのは列車に乗り込んでから、とする。疲れを癒すべく、駅近くの自販機で買ったビタミンやらが多く含まれたソフトドリンクをホーム上で飲む。甘さが疲れた身体に染み渡る…。

 12時55分、列車の音が響き、手持ちで構えるカメラのフレームに左側からゆっくり入ってくる、国鉄型気動車。
 完全に曇り、新緑の鮮やかさが失われたのが残念ではあるが、今日、そして昨日の「収穫」の豊穣さを思えば十分に満足である。

豊実駅に入線の国鉄型


 荷物を持ち、急ぎ乗り込む232D列車。

 空いた国鉄型気動車のボックスシート。もちろん今度蓋をあけるのは、ワンカップである。
 
 今回の鉄道撮影旅行の成果と愉しさ、そして磐越西線の国鉄型気動車への惜別の想いをないまぜにした気持ちで、心の中での「乾杯!」

 先ほどのソフトドリンク以上に、疲れた身体に染み渡る、酒。

 これまでの「収穫」への喜び、ゆるゆるとまわる心地よい、酔い。曇天ではあるが阿賀野川とそれを取り巻く山の新緑の美しさ。昭和からのスタイルのボックスシートの揺れ。

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 私のプライベートな時間でもっとも愉しい、と思える瞬間。

 鉄道趣味は、これだからやめられない…。

 今度こそ、この路線でキハ40系を愉しむのは最後になるだろう…、会津若松に近づきいよいよ強く降りだしてきた雨。
 私の撮影中には天候も味方してくれた。その幸運さと、この車両への名残惜しさを感じながら、会津若松駅に降り立った。


 
 

大巻橋梁の豊美駅側から110系を ~新緑の山河で その13~


その12 からの続き

 
 この日の大巻橋梁でのキハ110系の撮影についての私の心情については、「その12」でさんざん綴ったところである。

 12時前にここでの最後の撮影で画にしたキハ110系の下り快速「あがの」を、シンプルに載せてみる。

大巻橋梁の豊美駅側から110系を

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 雲が再び厚くなってきており、冷たい風も吹き始め、水面も波立ってきた。天候の悪化が予報で記されており、この画を撮影したのち早々に撤収。

 25分ほどかけてまた豊実駅へ。

 その14 へ続く

大巻橋梁の徳沢駅側から110系を ~新緑の山河で その12~


その11 からの続き


 大本命の227Dの国鉄型気動車の首都圏色2連を、10時前に大巻橋梁で首尾よく撮影できたことで心情的には「おなか一杯」という感じである。
 
 以下、繰り返しの記述になってしまうが。
 

 このまま豊美駅10時52分発の228D会津若松ゆきに乗れば、旅程としては効率的に帰宅につける。

 だが、228Dは登場から30年近くも私が好きになれないキハ110系で運用されていることは、明らかである。

 その次の上り列車は同駅12時56分発232Dで国鉄型であるはずで、この旅の「打ち上げ」は磐越西線の国鉄型気動車で乗り鉄・呑み鉄を愉しみながら、としたい。
 それが非常に高い可能性で私の磐越西線の国鉄型気動車との「お別れ」となるはずである。

 232Dまではまだ2本の列車が撮れる。しかしいずれもキハ110系。
 豊実駅に直行して13時近くまでぼんやりしていても無意味であるので撮影していくことにするが、これまでの今日の撮影に比べれば全くの「オマケ」の感じである。

 しかし、今年度中に新潟地区のキハ40系は、キハ110系よりも更に好きになれないピエロのような塗装のどうでもいいハイブリット気動車に置き換えられる。

 その後に、ましてや後年キハ110系すら淘汰された磐越西線非電化区間にC57の撮影は例外として、私が「真面目に」訪れることはもうないはずである。

 蒸気機関車の現役時代には、鉄道ファンから蛇蝎のごとく嫌われた「赤ブタ」ディーゼル機関車DD51が、国鉄時代の末期あたりから貴重で魅力的な機関車としてファンから趣味の対象になったように。
 そして「蒸気機関車現役世代」の諸兄が、昭和40年代にDD51でももっと「真面目に」撮影しておいても良かった、との言葉を現在では発しているように。

 「2019年はキハ110系が撮れただけでもマシだったな…」という想いになる時期が後年にあるはずで、そのための「記録」としてロケーションの素晴らしいこの大巻橋梁で撮影をしていくことにする。


 まったく、いつものごとくテキストの表現形式では前置きの長い「理屈バカ」のブログであることに我ながら苦笑してしまうが…。


 とにもかくにも、大巻橋梁の徳沢駅側のポジションに再び向かい、10時55分頃に通過の228Dを待つ。

 この区間で撮影された廣田尚敬氏の蒸気機関車の現役時代のC57の写真を思い出す。私があと25年早く生まれていたなら…。
 
 ばんえつ物語のC57の修理が完了したならばいつかまたここで撮影したいとも思うが、復活したばかりではこの「お立ち台」も「激パ」は必至であろうし…。

 本を読んだり、以上のような埒もない思いを巡らせているうち、228Dが通過。シャッターを押し動画も撮るが、これまでの国鉄型への「真剣勝負」の気合をいれたシャッターからすれば、まったく気の抜けたものである。

 まあ、一応載せます、といった気持ちで。

大巻橋梁の徳沢駅側から110系を


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 好きになれない対象には、どうにも冷淡な自分に改めて苦笑する。


 その13 へ続く




 



山肌萌え「国鉄時代」に ~新緑の山河で その11~


その10 からの続き
 

 8時8分頃にキハ47の新潟色の2連を大巻橋梁で画にした後、お次は9時53分頃に通過の227Dの撮影である。

 国鉄時代ほぼそのままのタラコ色のキハ47の2連の編成が、会津若松で折り返しやって来るはずである。

 「国鉄型原理主義者(笑)」の私としてはその幸運に、大げさではあるが「狂喜」する想いである。

 今のところこのポジションには私のみ、やや木が茂ってきており残念ながら数年後には「消滅したお立ち台」になりそうな気配ではあるが、最適と思える立ち位置で改めて構図をつくる。
 
 ただし、まだ待ち時間は1時間30分ほどもあり、ひたすら本を読んで過ごす。

 
 9時半過ぎごろだったか、「同業者」の人が車で着き、並んでのカメラのセッティングをする。
 「温泉俯瞰」でターゲットのタラコ色の2連を撮影してきたとのことである。晴れればそのお立ち台からは背景に飯豊山を配せる素晴らしい景観の場所だが、今日は「抜け」が悪く列車をアップにしたとのことである。

 さらにもう一人、「同業者」の人が加わる。

 9時45分頃、会津若松ゆき快速「あがの」が通過していく。キハ110系でしかも後追いであり、ほんの「練習」という感じでシャッターを押しておく。そしてこの「あがの」が次の徳沢駅で交換するのが、大本命の227Dである。

 やはり緊張が高まる。いつもよりもセッティングを念入りにチェック、さあ来い、という気持ちでしばし通過を待つ。

 9時52分頃、向こうから列車の音が…、磐越西線の通常運用の国鉄型気動車の走りを「ガチ」で撮影するのは、本当にこれが最後のはずである。それも「国鉄時代」を画にできるこの機会、失敗したら悔やんでも悔やみきれない。
 いつもより集中を高めて…。

 来た、首都圏色のキハ47、感動とともに連続シャッター。

「山肌萌える『国鉄のローカル線』」

山肌萌える「国鉄のローカル線」

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 画像をチェック、やった! 
 子供の頃にとてつもなく憧れ、世代的には「間に合わなかった」、「国鉄のローカル線」の画がモノにできた!

 近年、私は主にキハ40系を北へ南へと追っているが、編成のすべてがこの首都圏色の列車の走りを撮影できたことはほんの数えるほどである。貴重な「国鉄時代」を捉えることができ、心から満足して、ひとまず撤収する。


 蛇足ではあり、以前にも発表済みだが、このお立ち台からの紅葉シーズンの227Dの画も載せておく。

穏やかな彩の中を


 旅の効率からすれば、10時52分豊実駅発の228Dで帰宅についてもいいのだが、車両はキハ110系であることは明らかである。この旅の「打ち上げ」の乗り鉄・呑み鉄は、当然ながらぜひとも国鉄型に乗車して磐越西線の国鉄型との「別れ」としたい。
 
 同駅12時56分発の232Dに乗車することにし、この大巻橋梁で粘りそれまで通過する2本の列車を撮影する。ただし、前述の228Dと下り快速「あがの」の2本で、いずれも私には魅力のないキハ110系である。
 今回の「真剣勝負」は終わったので、あとは「記録」程度の気持ちで気楽に撮影にのぞむ。

 登場から30年近くも経つがいまだに好きになれないキハ110系。
 ただし、新潟地区のキハ40系を駆逐する、更に好きになれるはずもないどうでもいいハイブリット気動車なんぞからすれば、「110系でも幾分はマシ」な時代だったのだな、と後年には思うであろう…。そのために一応記録しておく。


その12 へ続く

 
 
 



 

プロフィール

kei-C623

Author:kei-C623
 内向型の鉄道趣味人です。大勢の人の中にいると疲れてしまい、一人になるのがホッとして心地よい状態になる人間です。鉄道趣味の同好会等にも一度も参加したことがありません。高校生のとき以来は、ほぼ「単独行」で鉄道趣味を愉しんできました。
 
 4歳のころには鉄道好きを自覚しており、以来40年以上、「ぼっち」、ボソボソ、マイペースで鉄道趣味を心の糧として愉しんでおります。

 趣味の世界なので私の嗜好やこだわりにあくまで忠実に(但しマナー、エチケットの範囲内で)、鉄道に関するあれこれをボチボチ綴っていこうと思っています。
 
 このブログが同じような「独り」の人に共感していただけたら幸いです。
 
 なお、学術レベルにまで鉄道趣味を極めておられる諸兄の方々からすれば、私はあくまでも「にわか」「ソフテツ」レベルです。意見、見解の相違においての論争などの面倒なことには一切応じません。合わないと感じられる方は完全スルーを。

 さらに、このブログ内の情報については正確さを保証しません。このブログ内の情報を使われる際には、最新かつ正確な情報をご自身で改めて確認されるよう願います。

 なお、コメントをいただけることは基本的には非常に嬉しくありがたいと思います。
 しかし、コメント内容によっては私の独断で躊躇なく削除します。
   

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